まだ着物を買い始めて間がないころ、プレタの浴衣二着を買った。浴衣はほかにもあるのだが、身幅が狭いのではだけてしまうのだ。私は身長が152センチだが160センチの着丈のものを買った。そのころは身幅というものはどういうところのころか知らなかったが体回りに関係しているのはわかった。
ひとつは黒地に赤や緑の不規則な縦のラインがあるものだ。あまり好きではない。がこちらをよく着たというかこれしか着なかった。ひとつは白地に紫の花が散っているが、今年よくよく見たら桜ではないか。
それって変でないか?季節として。外国人は桜を見れば喜ぶだろうが浴衣に桜は変ではないか?しかしデザインはいいのだな。一回も袖を通していないのだが、今年着たらどうなるのだろう?それと浴衣帯が長尺でないと巻けない。兵児帯は中途半端に長いのと、異常に長くてもてあますのがある。浴衣帯は選ばなければ。
あとこの店で買ったのではないが小袋帯という半幅の長い帯があるが、これ、何の花を書いてあるのだ?どこかにあるかもしれないどこにもない花という感じ。潔く何かにすればいいのに。
今日着ていたのは浅緑の色無地、だと思う着物だが、お太鼓が結べず、つけ帯は夏用なので長尺の半幅帯で、青系統の市松に小さく桜がちりばめてあるのをした。医者と図書館ならいいがAJUの総会に行こうと思っていたので、お太鼓でないとな、と思った。結べないものはしょうがないが。結局気分が悪くなり総会には行かなかった。お太鼓を結ぶ練習をしよう。
ところで帰りのバスを待つ間に輪じみを発見。きゃあ!どうも注射の酒精綿から出たしみらしい。これは前にも別の着物でやって、奥津さんで直ったので直ると思う。注射のときは気をつけていたが。
群ようこさんの着物の本を読んでいる。テンポがいいので早く読めるが、自分でお金を稼ぐというのは大変だが、それに見合った着物が買えるのだなと思う(お母さんがむしりとっていく感もあるが)私は夏場はとくに洗いたいのでポリがほしいが、ぺらぺらの悲しいものもあるし、ちょっとお値段を張ったが気に入っているのもある。絹も、これは古着で安く手に入れたが、しみを気にしてきゃあきゃあなのでポリは気は疲れない。体は疲れる、相対的に重い。(群さんより十近く若いのにそんなこといっていていいのか私)
作業所では腰紐をたすきにしていて、ご飯もそうして食べる。でも本当のたすきのかけ方を知らないし、教えてくれる人もいない。
事務所の人でいつも着物をほめてくれる人がいるがうれしこそばゆしである。
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