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永井さんのこと

永井さんは四月生まれだと言うことをいつだか知った。忌日に何かいうのはいまだにもやもやとした気持ちになるので、誕生日に何か言いたい。

四月生まれの人は大体クラスのお姉さん・お兄さん役を割り当てられるのが小学校低学年で私のような三月生まれはいつも「一番小さいんだから」とままごとでさえ赤ちゃんの役を振られた。実際発育の悪い私は一学年下に見えるのだ。そうやって何年も過ごしてくると性格と言うのも決まってくるのかもしれない。

永井さんは私より十四歳年上であるから、私には面倒を見なきゃ、と言う意識がたっぷりあった。『ふしぎな楽器』を私が歌会の席で 買おうか買うまいかと悩んでやめたらいくらも経たずに送られてきて「お年玉が足りないようだったら返品してください」と添え書きしてさえあった。まだ親にはお年玉をもらったのでそれでちゃんと歌集代を払った。二十歳のころだ。
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小池さんのこと5

小池さんは猫好きだ。猫好きを通り越して猫たわけかもしれない。猫とかりんとうを食べていたり、コンソメのもとをなめていると言う歌があるとしみじみ猫たわけの哀れを感じる。

ある年の新年歌会に行って、二次会か三次会の途中帰る小池さんに「猫さんにもよろしく」と言ったら両手首をがっちり握って握手され「そういってくれるのおまえだけだよー」と言われた。お酒が多かったのだろうか?

犬は布団の中まで入ってこないが(と言うよりは入れないだろう)猫は寒いと入ってくる。まだまだ猫あんかの必要な時期、小池さんと猫は蜜月か?

小池さんのこと4

「土曜の夜はケータイ短歌」11/25放送分にゲストで小池さんが出ていた。で、ほかのパーソナリティから「小池さんはふしぎな歌ばかりお取りになるんですね」「不思議じゃなきゃ面白くないでしょ、短歌は」。不思議か…この人は不思議なものが好きだけど、短歌も不思議がすきか。いや不思議もすきか。ご本人も不思議な人だが、不思議の集合体だな、こうなると。

十年以上前、名古屋で夏季集会をやったときだと思うが、曰く「僕が30代のころ50代の女性の短歌の評をしたら『あんたみたいな若造に私の人生がわかるか』と泣かれたので、いわれてみればもっともな話だったから以来評は技術の話だけにしている」歌会での公的な発言かに次回での与太話かは忘れた。

もっとも「短歌を書く意気込みはあるか」と言うことだけは誰にでも言えるわけで、彼は若手を相手によくそういって檄を飛ばしていた。

小池さんのこと3

小池さんは今埼玉に住んでいる。しかし生まれ育ったのは宮城県である。だから東北訛りがどうしても抜けなくて、もうそれでいいんだ、それで生きていくんだという感じだ。この人は学校の先生を三月までしていたが、生徒にいじめられなかったのだろうか。それとも東北から来た人は結構いるとか。

今日25日、NHK第一で「土曜の夜はケータイ短歌で」に出演とのこと。かすかに東北の空気を感じたい人はどうぞ。

高瀬さんのこと3

伊良部の馬鹿伊良部の馬鹿山手線はさびしい電車です 高瀬一誌

この一首で高瀬さんの短歌を語ろうという気は毛頭ないがこのごろよく思い出すので。ダンディな男の背中、というのが感じられる。山手線に乗ったことは数回あるけれど、山手線に毎日乗っているとさびしい電車なんだろう。ダンディって何だろう、大人の男の持つものはなんだろう。いつも背広を着て前を歩いてゆくその背中を見て考えていた。



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