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賞与が入る予定の日だ

だがどうも入っていないようなのだ。夫が言っていた残高より減っているからだ。増えこそすれ減るのは変ではないか。残高を聞き間違えたか本当に入っていないか。通帳につけてもらえばすぐわかるが、入ってこの金額だったらかなり悲しい残高だ。



注文した品物が週末にかけどっと来る。半衿は芯が痛くないか心配だし、襦袢はサイズがあうか心配。帯は長さが短くないか心配。衣文かけと腰紐は心配していない。賞与が入っているのならもう小遣い以外ない。襦袢には本来替え袖もするのだが買えない。心配の種を買ったみたいだ。

 

 


 

昨日は猛烈な雨だったが、今日は降るのか降らないのかはっきりしろという天気。図書館へ行きたいのだがタイミングが測りかねる。明日明後日は台風でいけないから今日行きたいのだが。



 

私は和裁が出来ない。知らないからだ。だが裾をまつるとか、「うそつきの袖をつける」くらいはできるだろう。半衿もゆっくり時間をかけてやればそれなりに出来た。布を買って袖みたいにしてつけることもできなくはないかもしれないが、袖は丸いところが一体どうなっているのか不思議である。
急ぎのときは半衿をサボっている。それにポリの半衿しか見当たらずあれはちくちくして困るのだ。
着付けもお太鼓練習中でほどけては誰かに直してもらったりする。「着てるだけねええらいの」という言葉をいただく。私ぐらいの年では着付けが満足にできなくても不思議でないらしい。出来るとしたら何かのお稽古事をしているとか、着付けに行っている人だ。名古屋は芸どころだからきもの含有率が高く、若い人がきれいに着こなしていて、見とれていたりする。年配の人はまず箪笥に眠っている着物がたくさんあると思う。年を取ると「えらく」なって洋服になるのだとみんな言う。 

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