関西にいた学生の頃、歌会に出て、その報告記を書くことが結構あった。披講や司会も持ち回りだった。歌歴が少なかろうが、若かろうが、当たったらこなさなければならない。ただ司会は学生の私には回ってこなかった気がする。東京には縁がなかったので若手勉強会には参加したことがなくどのような感じかは知らない。
だから川柳のほうでも選者をほいほい引き受けるが、歌会が基本的に互選(短歌人の場合は)なのに対して川柳は互選でない。作品をまな板に載せてああだこうだとつつきまわすことがないので報告記も書く必要がない。
もし逆に形式を変えたら、おたがいが面食らうのでは。短歌のほうでは消化不良というかフラストレーションがたまり、川柳のほうでは閑散として声なしって感じになるような、気がする。
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