忍者ブログ

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ゆふ
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

[58]  [57]  [56]  [55]  [54]  [53]  [52]  [51]  [50]  [49]  [48

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

水泳教室

身体障害者向けの水泳教室に参加したことがある。背泳ぎをできるようにしたいと伝えたら
水の中で首筋を支えてもらってただくらげのようにふやふやしていることからはじめることになった。くらげになるのはなかなか難しい。水が怖い人でもないのに体に力が入って抜けないため沈んでいくのだ。脳性麻痺者は体の力を抜くことが下手である。一日くらげの練習で終わる。次の日も半分はくらげ。半分はくらげ状態で手を動かす練習をする。その次の日。足も動かしてみる。くらげはかならず一往復する。

今思い出すとやたらくらげの練習をしていたが、どこへ行くかも人任せで天井を見ていることだけ考える。その人が首を落っことしたらどうしようとか思わないこと。インストラクターも「何にも考えなくていいからねー、気持ちいいねー」と声掛けをする。

人間は余分な力が抜ければ、水に浮くものなのだ。そして力が抜けると言うことはとても気持ちがいい。実は心もそうだと思っている。一日の終わり、布団に横になってくらげの練習を思い浮かべる。

PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
Trackback
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne