忍者ブログ

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ゆふ
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

[345]  [344]  [343]  [342]  [341]  [340]  [339]  [338]  [337]  [336]  [335

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「短歌人」の歌会で

学生時代のこと、歌会の前に進行の人が「あなたのうたで批評が回ってきても、自分だと言わずにしれっとやるのよ」と言われた。はぁ、演技力も必要なのね、歌会って。と思いつつやっていたら、何回目かで本当に自分のがきてしまったことがある。演技力はどうだったか知らない。ところが正直の人が正直に告白してしまうと、進行がストップしてしまうのだ。ばれてもいいから演技するのがルールである。

歌会でも「なんていえばいいの」と言う歌にあたることがあり、しどろともどろで乗り切った。若いということは怖ろしい。自分の選んだものは的外れだろうがなんだろうが押し切った。選ばない積極的な理由が的外れでも乗り切った。批評力というより度胸が据わってしまったところがある。

押し切ると言えば、歌会果てて二次会三次会で京都のどこかのバーへ二十名くらいでなだれ込んだ。未成年は私一人だった。京都は一見さんお断りと言うじゃないか、えいままよ、と上の男連中がドアを開け、ママさんかき口説いて入れてもらった。上と言っても四十代はじめの人間だから「まあ、お兄さんは歌人の先生ですか」である。ママさんは私のところへやってきたが言葉につまり「お嬢ちゃんはジュースにする?」とだけ言って去ってしまった。未成年と言うか、中学生なんか連れてきて(中学生みたいな感じの大学生だったので)と内心悩んだのかもしれない。
PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
Trackback
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne