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過食状態の私

食べている人のものを奪ってまで食べたいと言う衝動に駆られるのは糖尿のせいでないそうである。過食を直さないと糖尿も財政難も治らない。今日給料が入ったが五千円は本に、なんと六千円食べてしまった。がるるる、と食べ物目指して駆けて食べる。飲み物は適当に。

私には頼っている人がある。たまたま既婚男性で、不倫かなあ?と悩んでいたが恋愛と言うより子供が親を求めるようなそんな感情だから心配しないでいいと医師に言われた。問題は彼がそれを耐えられるかである。

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コンタクトレンズ

私は極度に近視なのでコンタクトをしている。それもハードをしている。これがかゆくて仕方がないのだけれど耐えて使っている。

今日目がやたら痛いし、物がぼやっとしか見えないので鏡を見る塗料値ともずれていた。ずれるのを直すのが私にはまた一苦労。

生きていると言うこと

貧乏でにっちもさっちも行かない。
夫は短歌も川柳もエスペラントもやめて、卵とご飯しか食べない生活以外は贅沢で、してはならないという。お茶も飲めなくて水なのだ。

この暑さの中、一時間バスを待つと本気で気を失ったことがあるのでミスドでお水をもらっている。いわば恵んでもらっている。ほんとうにみじめだ。
ドーナツを食べている人を見ると、奪い取って食べたいくらいおなかがすいている。朝から何も食べていない。昼はケチャップをごはんにかけて食べる、ケチャップがないと塩をかける。

これでは生きていると言うより生存しているだけだ。生存しているだけの人生はいらない。

父の手料理

今でも実家へ帰ると朝父の味噌汁を飲む。ねぎも三センチくらいのぶつ切り、豆腐は大きめのさいころ。卵を落としてくれる。庭で取れた野菜をおひたしにしてある。

父の母である祖母は結核だった。戦争中や戦後すぐは「栄養のあるものを食べて寝ていなさい」と言うのが治療だった。それで治ったのだから言いのだが、父たちは早くから農作業のほかに炊事・洗濯を覚えた。立派にオヨメにいける体に育った。母は私たちが成人すると家事を少しサボるようになり、今は買出し・料理は父に任せている。

父は私が料理学校へ行かなかったのでへんな料理ばかり作るのだと思っている。



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