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接骨院にて

バラエティではあるが「十年居住している外国人に地方の選挙権を与えればいい」と言うかなり面白いねただったので一応聞いていた。が、聞くに堪えなかった。きゃあきゃあわあわあ騒ぐと言う議論以前の問題になってしまい、ひたすらうるさいのだ。相手の言うことを聞き終えも、というか口を開いた端からきゃあきゃあわあわあさえぎってしまう。

何をしたいんだろうと言えば、このきゃあきゃあわあわあをみろと言うことだろうがせっかくの話題をこんな風にしてしまって、心底くだらない番組だ。接骨院で流れているから受動的に聞かされているだけで私はスイッチを切れないし。接骨院の人は施術に専念しているからテレビはどうだっていいのである。患者のほうもうるさいだけでどうだっていい。まだクライマックスシリーズでも流してもらったほうが地域柄中日ファンも巨人ファンもいるんだしいいと思う。

今夫がクライマックスシリーズを見ているが「うわあ、ああ、そんな馬鹿な」といったので巨人がなんだか逆転したかも。
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占い

なんとなく習慣で占いを見るが、いいことが有るとあればわくわくするし悪いことがあると言えばぞくぞくする。結局たいてい大きないいことも悪いこともおこらない。小さなことならどちらも取り混ぜて起こる。

ただ、平生の行いで忘れかけていることを指摘されることがあって、そこんとこきちんとしようと、一日きりではあっても気をつけるからまあ全くの無駄ではない。

セブンアンドワイで注文した韓国語のテキストと問題集が来た

金東漢・張銀英共著「韓国語レッスン初級Ⅱ」
これだけで独立したテキストなのかと思ったら、前編後編の後編のようなものであった。まあ、ぜんぜんわからないわけではないのだがハングルのほうが多いのでちょっと戸惑う。まあ人間いつまでも離乳食を食べるわけには行かないように、やや難しいものへ進むものだから、これはこれでいい。
ただ危惧したことがあった。NHKの放送を聞いたとき、彼のプログラムになじめなかった。入門編はやることは大して変わらないのに難しく感じる人と易しくかんじる人がいる。
今年度の先生たちは易しく感じる。私の力がうえになったと言うよりなんとなくほいほい乗せられていつの間にかわかったようになった、と言うところだ。もちろん力はついた。しかし。

この本を見てびびるようではまだまだなのか。入門を終えて初級Ⅰに進むのをⅡに進んでしまったのでそう思うのか。それとも相性が悪いのか。キゾー式買ったほうがよかったか。

キゾー式と言うのは今ラジオハングル講座入門編の講師の小倉紀蔵講師の方法、メソッドだ。文法用語がわからなくても話して書けるように(基本程度は)と言うことで、去年の講座では丸だの三角だの四角というものがわさわさ出てきた。丸と三角四角を組み合わせれば文が出来てしまうものだったと記憶している。日本語やハングルのような言葉には向いていると思う。ヨーロッパ言語はいちいち男性名詞だ女性名詞だ複数だ単数だと変わるのでこれは向かないと思う。

この人はもともとドイツ文学をやって、なぜかソウルへ韓国哲学を学びにいって今そっちが専門と言うことなのだがドイツからソウルへと言ったところは本人にしかわからないなぞな部分だ。ありますね、入ったとき勉強するつもりになったことが途中でダイナミックに変更してしまうこと。大学の一学年上に家政学部に入って英文学科(もちろん文学部で、編入したわけでもない)に卒論を出した人がいたけど、どこを卒業したことになるのかな?

私は男の人が怖い

なぜかと言うと大声だし挙動も大きいから怖い。世界の半分は男だと言うのに怖い。特にラッシュのバスの中など男で男で窒息するんでないかと思う。出勤時刻が普通の会社より一時間遅いので、ラッシュは避けていくが病院に行くときはどうしてもラッシュにぶち当たる。

でも最近進歩したことがある。毎日見かける人は怖くなくなった。知らない人には違いないが毎日見ているから怖くないのだろう。

先入観と言うより野生の勘なのだが、競馬場に行くバスに乗ってくる男の人は怖い。普段からああなのかどうか走らないが、挙動が荒々しく、不機嫌そうだ。行儀も悪い。私は競馬新聞を持っている人のそばには近寄らないことにしている。あと酔っ払いには絶対近づかないが、向こうがやってきて運が悪いとなんだか罵声を浴びせられたりする。まだ男子高校生のほうがましだ。酔っ払いの男子高校生…考えたくもない。

今日は電卓叩いてばかり

年金でまとめて支払うものがあって、結局いくらするのか叩くたびに違ってくるので大いに悩んだ。
エクセルに計算させるとまた違うのである。結局払える限り払ってあと本代が残っているが25日までひぼしにならずにすみそうだ。

私は最初の会社を辞めた前後から簿記を勉強していたが、いつも計算が狂うのでそれが悩みだった。理屈はわかっても計算が狂いまくりではどうにもならない。それでも三級とったのはまあ頑張ったと言える。うつ状態のきわみでやっていたんだから頑張りすぎである。

こどもの頃、計算ドリルは得意なのにお買い物が出来ないということがあったと父が言っていた。どうしてそうなるのかよくわからないが、もののやり取りが難しいのか、ものとお金の結びつきが理解できなかったのか、とにかく出来なかったそうである。まあ、一年生前後のこどもには百円持たせておくのが限度だろう。それ以上のお金に対する概念がないからだ。もう少し大きくなってからだが大叔父がお年玉に一万円くれたことがある。まあ驚いて、どうしようかと思ったので親に見せると「金の価値のわからん子供にこんな大金を」と愚痴っていた。妹にも一万円だったのは心底驚いたが、妹は見慣れないものなのであっさり親にお札を渡した。これが百円だったりすると死んでも渡さない子だった。一万円がどうなったか忘れた。

大学時代食事代を集める日があって、当番で集める係をするのだがあるとき四百万円ほど集まった。感激したみんなでお札を触ったり厚さを測ったりしていた。

父は自分の家を現金で一括払いしたことが誇りだ。一千万以上したはずだ。まだ三十代はじめの父は、ひどくラフな格好で銀行に預金を下ろしに行ったら不審に思われて父の父であるところの祖父が呼び出されて始めて己の預金を下ろすことができた。「銀行はなあ、格好で人をみるんや」と後々まで語っていて、銀行に行くときは必ず背広を着て行ったようだ。


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