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両手をテーピングされている

果たして着物が着られるか?
それに今日はなんだか寒い。天気が曇ってるせいと、風が吹いてきたせいだがもう一回厚地の木綿を着るか、羽織を羽織らないと寒くてやってらんない。
おまけにやたら眠いので眠ってからトライしよう。
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きもの365日?

群ようこさんが同タイトルのエッセイを書いておられる。こちらはしがないブログ書きだがやってみてもいいかと思う。

私は内科で毎日皮下注射と血管注射をするので、長袖よりきもののほうが腕を出しやすい。胸の音はちょっとはだけることにする。半袖なら洋服のほうがダントツに楽だ。今日来ているのは紅梅色の地にラメ?がちらちらと言う着物刺繍なのかおってあるのかよくわからないのだが西洋のお城が模様になっている。もう袷も終盤だろうからせっせと着る。ウールの四寸帯、真っ赤。ピンクの長じゅばんなのだが半襟はしていない。お針が出来ないので両面テープでくっつけるのだが、適当な手ぬぐいがなかったため。ポリエステルの半襟でかぶれたことがあるのでずっと手ぬぐい。裸足にウレタンぞうりをつっかけていった。下駄では図書館はやかましい。おまけにリュックを背負っているとなるともうめちゃくちゃと言う感じだが本はかさばるし重いのだ。

呉服屋のおばさんに「身幅が大きいから」と若草色の袷を薦められて買ったが安いだけあって(210円)胴裏が変色しまくっている。取り替えると馬鹿みたいに高く尽くし、そのまま着ることに。これから出番かも。

ちょうちょのきもの

古着市で買ったちょうちょの着物が着たくて仕方がない。なのに単衣なのだ、つまり夏物だ。どうしても我慢できない。

家の中だけなら大丈夫だろうか。でもお外に出たいのである。お外は寒いのである。こまったちゃんである。

着物を着ることができる年代

今八十以上の人は、なんら稽古事をしていない人でもこともなく着物を着ることができる。母は六十過ぎだが着物を着ることができる。祖母が着ているのを見て育ったからだろう。母は着物に執着と言うか、娘に着せる気は全くなく、まことにあっさりとほどいておむつにしてしまった。私も妹も着物を着ることはできなかった。

今四十代以下の人間は習ってない限り自分で着物を着ることはまれだろう。手の不自由な私でも一年着ていれば、細かいことを言わなければ着ることができるようになる。何も手ほどきがなければできないが、今はいい本がたくさんある。古着市には安い着物がたくさんある。民族衣装だからというほかに夏も冬も快適にできているのだから着たらいいのにと思う。

今日は暖かいというより熱かった。

団地の大掃除のときはまだ少し寒いくらいだったので、フリースの上着にフリースのじゃんすか、素材はわからないセーターを着ていた。これが黒ずくめ。私は黒とか灰色が好きである。だがピンクとかペパーミントグリーンも好きである。頭がかゆかったのとおなかがすいたのと指をちょっと切っていたので防災訓練を途中で抜けて風呂に入って頭を洗い、傷口に薬を塗って、ご飯を食べてから図書館へ行こうとした。リュックをえいやと背負ったらずてんと転げてしまうくらい重い荷物だ。

団地を出たらバスがいっちっちでまた戻ってきた。十分熱かったので上着を脱いで出かけた。出かけてみるとみんな冬装束で暑がっている。名古屋は最高気温が21度にもなったのだから熱いわけである。思わずアイスクリームとかゼリーの作り方が書いてある本を借りてしまった。

一度冷え込みがあるようだがこれからは暖かい。なぜか袷は渋い色が多く、はるという感じがしないのだが、単衣と同じ柄の矢絣がある。ポリエステルだがつんつるてんではない。木綿の薄いほうの着物に下駄でも日中は大丈夫だろう。


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