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化繊が暑いか絹が暑いか

今日は予想通り暑い日になった。午前図書館へ行って本の返却と貸し出しをする。矢絣の化繊の単衣を着ていたが、じわっと汗ばむ感じ。ふと思った。皆が絹が良い、良いと言うなら暑いのはどうなんだろう?実験する暇はある。
午後の暑いさなかに絹の着物を着る。これは基本的に白い着物なの日光を反射するかもしれないが、下着は一緒。
着て見てまず軽いと言うことに気づいた。肩のこりが取れるくらいだ。(たいそう重い本を持っていたせいもあるが)これから近所をぶらぶらする。暑いか?
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袷で暑く袷で寒い

明日は最高気温が25度になるそうだ。今日は23度だった。こうなると、今日は洋服でいたのだが上着は暑い。半そででもかまわないし、男の人はもう半そでである。
そういうことになると着物では単衣でもかまわないと言うことになる。実際五月になれば単衣を着ることもそう変なことではない。

しかし。今外へ出たら風がかなり吹いていて寒く、長袖の上にフリースのジャケットを着ていてちょうどだ。袷の羽織を着ているようなものだ。

どうすりゃいいんじゃと言う今日この頃の着物である。

ああ大失敗

今日着物(例のごとく紺の木綿)を着てドーナツショップへ入ったらおばあさんと言って差し支えない年の人が「ああ、嘆かわしい」と言った顔でこちらを見るのだ。まあ着付けが変なのでそうなんだろう、もう慣れた、と思っていたが、家へ帰ってびっくり!

裏表に着ていた。

模様がない縞の着物なのでぼけっとしてるとこういうことをする。前は浴衣を裏表に着ていた。私は下着パンツも時々裏表に吐くので粗忽か目が悪いかだろう。

紺の木綿単衣

細い縦じまである。館林木綿だ。だからどうだと言われると答えられない所が何だが、これはあつらえものだ。それからやせたのでぶかぶかしている。長じゅばんはなんと言うか、ちょっと形容しがたいと言うかしたくないという感じ。地は黒、雪輪が藤色と黄土色。そこに草花が書いてあるというなんとも派手と言うかごちゃごちゃなのだ。3Lと言うんで赤いのも買ってある。この長襦袢は単衣。
帯は昨日と同じ。ウレタンぞうりに五本指ソックス。足袋って高いもん。

鼻水がたれてきてしょうがない。作業所に風邪を大流行させてはいかんので休むことにした。

結局着た着物が真っ赤

総しぼり風薔薇柄のアンサンブル。寒いので引っ張り出してきた次第。これで図書館へ行く。リュックに入れるほどの本ではなかったのでトートバックで行く。このバッグ、新聞屋のおまけで、たっくさんはいることはうけあいだが安っぽい。私としてはたくさん入って頑丈なら安かろうがなんだろうがかまわないが、頑丈と言う点もクリアしていない。おまけにそこまで期待するのは酷だ。
行きに一人、帰りに一人着物の人を見る。行きの人はベストみたいな上っ張りを羽織っていた。確か紺の着物だった。帰りの人は微妙に変化した白から灰色の着物で、黒い帯をしていた。帯には牡丹のような花があった。
私の行った範囲は特に繁華街でもなんでもないところなのに二人も見たとはと思う。
ところで私のアンサンブル、真っ赤なので買うときの紹介に「20代の方のお稽古着、着付けの練習に」とあった。私はおばあさんこそ赤い色を着てもいいのではと思うが、と言うより着たければいくつの人でもかまやしないと思う。色の白い人なら映えるのではないか。
もうひとつ、上着を着てしまえば帯要らないな、とひそかに思った。今日は夕方から夜の外出だったので、寒いし上着は着たままであろうから帯、要らない。長尺の小袋帯で、赤い側を表にしている。裏は黒だからそちらのほうがいいとは思うが。なんだかよくわからない花が描いてある。


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