遠藤瑤子さんが
「三十過ぎていくら着物が初めてだからといって柄合わせ(着物と帯や小物のコーディネイトをすること)もできないという人間はセンスがないのだ」といっておられる。三十路を過ぎると大人の着方というものを要求されるのだが…
三十路どころか四十路を過ぎている私は本人は渋くも甘くもない感じの物を選んでいるつもりであるし、割とシンプルであると思うのだが、この顔と四頭身の体で歩いていると「春よこいのみいちゃん状態」になってしまうのである。くわえて肌の加減でメイクが出来ない。髪もショートボブ。「そりゃあかわいいとしかほめ言葉は言いようがないだろう」との夫の言葉。かわいいのではない、かわいいとしかほめようがないのである。大人の色香など土台無理である。
ちょこっとかわいい路線を進むしか今のところてがない。ぶりぶりでなく、渋すぎず、平凡すぎず。
今日は木綿の着物とよく使った襦袢を洗った。保多織の着物は地が厚いのでまだ乾燥中。