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映画

藤原龍一郎さんのサイトと黒田英雄さんのブログに書いたが私がちゃんとものがわかるようになって、といっても知れているが見た映画はあろうことか『日本沈没』だった。小学校の講堂で見た。それはそれは怖ろしいことだった。ものがわかるようになってといっても八歳なのでこれは本当に起こることだと信じて親に逃げるよう頼み込んだが聞いてもらえないのでいっそう怖かった。

八歳児には無理な映画だった。わけもわからず起こるとんでもない怖ろしいことに見えたのだ。だいたい小学生で理解できるのだろうか。

いくらベストヒットだからといって小学生に見せても意味がないか、いたずらに恐怖をあおるだけだと思う。中学生に日活ロマンポルノ(見たことない)を見せてはいけないのと同じことで、見せてはいけなかった。
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小池さんと言うイメージをいじくる

こういうときにトラックバックを使うのだろうけれど使い方がいまだわからない。
歌人の小池光さんのブログ「世界を揺るがした十日間ーコマネチ」ではある日の小池光というかそういうことが書かれているときがあって最近のブログでは「顔を洗うたびにワイシャツがびしょぬれになる、だから替えを着ている、どうにかならないか」と言う記事なのだが額面どおり受け取っていいのかどうかいつも悩む。

歌人かどうかは関係ないから省くとして、いいおじさんで、しかも長年ワイシャツ着続けてきたおじさんが毎朝ワイシャツをびしょびしょにしますか?私だったら脱いで顔洗って然る後にワイシャツを着ますがね。と思いますがあのキャラクターの小池さんがワイシャツびしょびしょと言うのも全く考えられぬと言うわけでないので悩むわけです。

で、コメントを残すみんなは「ワイシャツをびしょびしょにしちゃう小池光をどうするかゲーム」に参加していることになる。やってみるとおもしろい。いいおじさんを公然と、本人が率先していじくって遊ぶゲーム。
おじさんいじくりゲームのほかにもさまざまなパターンがあるので遊び外がありますよ。来訪してみてください。

ごろごろさん

雷のことだが、昨日今日雷雨が激しかった。昨日は午後七時半ころ接骨院に行ったとたん停電し一時間そのままだった。信号も消えてしまって、そこを普通のスピードで走っていく車に恐怖を感じた。
今日は昼間激しい、滝のような雨に雷だった。停電はなかった。
こういう日はえてして寒く、ウールの着物でもよかった。
下駄、どうしようかな…

正岡さんの話

歌人と定義していいのかわからないが正岡豊さんという人がいて、この人とよく顔を合わせていた時期がある。私は大学生で、彼はある店の店員だった。店員といっても彼独りで守をしている店でそう繁盛しているわけでもなく、まあ閑古鳥でもないが、あまりふりの客は入ってこない。

彼にしては妹分というか、守をするのが商品だけでない、位の感覚だが私は恋患いに陥ってしまった。そんなものである。

で、冬休み明けぐらいである。世はバレンタインムードである。
「モロゾフのチョコほしいねんけどなあ…」と彼。
「モロゾフ?買う!買う!買うよ!」と私。
「別にX(私の旧姓)ちゃんに買ってほしいゆうてへんねん」
「ほしいんでしょ?買うって」
「あのな、モロゾフってどこで売ってるか知ってんの」
「どこ?」
「デパートに売ってんねん、スーパーやないで」
「いくらするの」
「だから、買ってほしいゆうてへんねん」
「チョコ買ったらあかんの?」
「不二家のハートチョコでもかっといで」

これで対象外であることをわからないのはかなり鈍感と言うか、あほと言うか…でもモロゾフってそんなに高いんだろうか???

小3だったと思う、いじめっ子がいた

男子である。mと言う苗字である。名前は知らない。とにかく私が家へ帰る途中に待ち伏せていてひっぱたかれる。ひっぱたくと見せてかすらせてみたり、かすると見せて本当にひっぱたいたり、そんな毎日だった。

ある日私はやっぱり待ち伏せにあった。ところがこのときほかに男子ばかり何人かいて、遠巻きにしていた、というか実行する前に私を捕まえてしまっていた。下の履いているものを全部脱がされてしまったのである。そこまでやったのが数名なのだが、mはそれではすまなかった。おしっこをしているところを見せろと強要するのだ。幸か不幸かでるものは出たのだった。で、さらに出口をなめられてしまったのである。

さすがにほかの男子は怖気て、まあ普通そんなことはしないと思うが遠巻きにしていた。が逃げていくわけでも、ましてやとめるわけでもない。

私は本当にショックだった。そして人にいってはいけないことだと感じていた。さらに言うと私はそのころからカンジダになってしまったのだがそういうことをされたからそういう病気になったとずっと、それこそ成人しても思っていた。心療科の医師に「それは、大人が暴行を加えたというのとは少し違うので、そういう感じ方はしなくていいのだ」と言われるまで。三十は軽く過ぎていたと思う。ひどいいいじめではある、が、要するにあまりに子供なので、ただ「女の子のおしっこするところを見たい」という欲求に駆られていただけだったと言えば言える。

ショックなのは変わらないが。

ところでこの場面にもう一人m'がいた。田舎なので同姓がたくさん近所ですんでいる。彼はたぶんそこにいたと思う。mが命令したか、お調子者なのでひょこひょこ参加したかどちらかはわからない。このm'とは高校三年間まで同じクラスにいることになるのだがmがいなければ親切なところがあった。高校でまた私は男子生徒にいじめられるのだがm'は静観していた。彼にはあまりあのことは思い出してほしくない。さらに恥ずかしい思いをするからだ。


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